2012年5月1日火曜日

上野の森美術館大賞展

麻生区文化協会美術工芸部でご一緒している佐藤英行さんが昨年の大震災の津波の恐ろしさを描いた「地鳴り」という絵で上野の森美術館の大賞を受賞したことはこのブログで3月28日に紹介させていただきましたが、この大賞展が現在開催されているので、今日、文化協会美術工芸部長の山本絢子さんと副部長の菅野明さんと私の3人で観に行ってきました。上の写真は美術館前の看板を撮ったのですが、少し斜めに撮ってしまいました。会場にはちょうど制作者の佐藤英行さんがいらしたので美術館の許可をいただいて、大賞を受賞した絵の前で3人の写真を撮らせていただきました。左から菅野さん、佐藤さん、山本さんです。写真でも絵の迫力が伝わってくるかと思いますが、100号の実際の絵の前に立ってみるとこの絵が訴えている迫力に圧倒される思いでした。   是非、多くの方に観ていただきたいと思っています。この後、この大賞展入賞者展は京都文化博物館、彫刻の森美術館、福岡県立美術館で開催されるそうです。

美術館での観賞を終えた後、3人で上野精養軒で食事をしてから、東京芸大美術館で開催されている高橋由一展を観に行きました。高橋由一は日本最初の洋画家だそうで、近代洋画の開拓者と言われているそうです。鮭と花魁の絵で知られているようですが、肖像画、風景画、静物画などのたくさんの絵が展示されていて、明治の始め頃にこのような洋画を描く人がいたということは私にとって新鮮な驚きでした。芸大美術館を出た後、千代田線の根津駅まで歩き帰ってきました。今日は15000歩ほど歩き、少々疲れましたが、充実した一日でした。

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