2012年12月31日月曜日

人形シリーズ27  オカリナを楽しむ

本年最後の投稿は人形です。自宅での「陶器と人形の小さな作品展」までもう1ヶ月もありませんので、私の陶器も奥さんの人形も今ハイピッチで作っています。この人形は被災地の1日でも早い復興を願って復興応援ソング「花は咲く」をオカリナで吹いているところだそうです。

絵画7  大菩薩峠からの富士山

7,8年前に大菩薩峠に登った時に素晴らしい富士山に出会いました。その時に撮った写真をもとに初めて不透明水彩絵の具で描いた絵です。大月周辺の雁ヶ腹摺山や高川山、九鬼山、扇山、大蔵高丸、百蔵山、などから見える富士山も素晴らしいのですが、この大菩薩峠から見る富士山もなかなかです。富士山が見える山では三つ峠、黒岳、金峰山、瑞牆山、茅ヶ岳、杓子山、石割山、飯盛山、金時山、足和田山などまだまだたくさんいいところがあります。大部分が山梨県の山ですが、静岡県の山、千葉県の山などの他、茨城県の筑波山からの富士山もいいです。低山歩きですが富士山の見える山歩きは結構楽しいです。

2012年12月30日日曜日

制作中の作品7  素焼きの鉢2点

   この上と下の二つの作品は素焼きが終わったばかりのものです。この後、施釉してから本焼きになりますが本焼きは年が明けてからする予定です。

2012年12月28日金曜日

絵画6  白馬三山

この場所は絵描きさんの間では有名な所だそうです。7,8年前に長野から鬼無里を通り白馬に行った時、道路わきの駐車場に車がたくさん止まっていたので何があるのかと車を止めて入っていったところたくさんの絵描きさんが絵を描き、カメラマンが写真を撮っていました。そこから見える景色が素晴らしい光景で、どこかで見た気がしたのですが思い出せませんでした。私も数枚の写真を撮りました。数日後に絵画の雑誌で信州を特集していた「一枚の絵」を見ていた時、数人の画家がこの光景の絵を描いていました。その後、この道を通るたびにこの場所に立ち寄るのですがいつも数人の絵描きさんがいました。私も自分が撮ってきた写真を見ながら4,5年前に不透明水彩で描いてみました。その頃は水彩画に透明水彩とか不透明水彩があるなんて知らなかったので、家にある絵の具は不透明水彩しかありませんでした。

2012年12月27日木曜日

絵画5  不透明水彩で描いた尾瀬

前にも尾瀬が原からの至仏山の絵を載せたことがありますが、これはもっと前に不透明水彩で描いた絵です。姫木平の山荘に置いてあったのですが、先日雪対策に行ったときにこの絵と白馬三山の絵と大菩薩峠から見た富士山の絵を写真に撮ってきました。

制作中の作品6  「鉢の制作過程」

  上の写真は土殺しが終わった状態です。下の写真は上の状態の土から自分が作ろうと思っている鉢を作る途中の段階の鉢型です。一番下の写真は真ん中の写真の鉢を広げてから指で片口状にしたものです。この後は適度に乾いてから亀板から切り離し、翌日に高台を削り10日前後乾燥させてから素焼きになります。


2012年12月25日火曜日

全面結氷の白樺湖

  16日の日曜日に日帰りで姫木平の山荘の防雪対策に行ってきました。毎年11月に行ったときにやってくるのですが、今年は小淵沢まで干し柿用の柿を買いに行ったときに姫木平まで行かなかったのでわざわざ行ってきました。防雪対策とは少し大げさですが、玄関の前の雪が凍ってしまうと玄関ドアを開けるのが一苦労になりますのでお正月に行ったときにすぐに入れないと困るので様子見がてらに行ったのですが、笹子トンネルが通れないので20号線が混むかと思ったのですが全然混んでいませんでした。勝沼から先の中央道もすいていました。12月に白樺湖が全面結氷するのは何年かぶりだと思います。下の写真は山荘前ですが雪はまだ大したことはありませんでした。
  下の写真は帰りに八ヶ岳エコーラインから撮った八ヶ岳です。天気がよかったのでこの辺りから八ヶ岳、南アルプス、北アルプスまで見えました。

2012年12月24日月曜日

制作中の作品5

これもまだ素焼き前の作品で、削り終えてから斜めの曲線を貼り付け、曲線と曲線の間4か所に花の紋様を彫ったものです。素焼きの作品もかなりたまったので今年中にもう一度本焼きをしたいと思っています。来年初めは完成作品を載せる予定です。

2012年12月23日日曜日

長男が制作の素焼き作品

先日、長男が孫を連れて遊びに来た時に器を10個とお皿を1つ作りました。手びねりで湯飲み茶碗やごはん茶碗を作るのは大分上手になってきました。上の写真は素焼きが終わったところの写真です。ごはん茶碗は本焼きが終わったら埼玉の叔母にプレゼントするそうです。

2012年12月22日土曜日

制作中の作品4

上の写真はロクロで花瓶の形に制作したものを指で口縁を片口状にし、これを翌日適度に乾いたとき高台を削り、一緒に乾かしておいた取っ手の耳をつけ、そのあと板状にたたいて広げた粘土を適当な大きさに切って順番にバラの花のように貼付け最後に葉っぱ状に切ったものを貼り付けたものが下の写真です。

2012年12月21日金曜日

人形シリーズ26  卓球に燃える

以前にも卓球の人形を載せましたが、家内がまた新しく作りましたのでブログに載せます。。うちの奥さん、いま卓球に燃えていまして腕も大分上達しました。卓球は夫婦一緒に火曜会というサークルで毎週火曜日に稲城市の体育館で楽しんでいます。今日、私はテニスのサークルの忘年会があったのですが、そこで卓球も一緒にやっている仲間から、卓球はもうあなたより奥さんの方が上だよと言われてしまいました。私もまた卓球を頑張りたいと思います。

2012年12月20日木曜日

陶芸作品145  酸化なまこ釉彫文花器

外側が実際よりちょっと斑に写ってしまいましたが、本物も今までの酸化なまこ釉から比べると全体がきれいに焼き上がりませんでした。斜めの彫文は結構時間がかかったのでちょっぴり残念です。

2012年12月17日月曜日

陶芸作品144  ルリナマコ釉彫文深鉢

写真では黒釉のようにも見えますが、釉薬はルリナマコ釉です。曲線文を彫るのに結構時間がかかりました。前に同じ形で酸化ナマコ釉で焼いたのを載せましたが、それは曲線彫をしなかったので制作時間はあまりかかりませんでした。

2012年12月15日土曜日

陶芸作品143  赤萩釉壷

久しぶりに赤萩釉で焼いてみました。焼き上がりの雰囲気は少し予定していたのと違ってしまいましたが自分としてはまあまあかなという感じです。

2012年12月11日火曜日

獅子ゆず(鬼ゆず)と干し柿

   この上下の写真は10月末のものですが、自宅庭の獅子ユズ(鬼ユズとも言うようです)の木に大きなユズが毎年20個前後生ります。中の実は非常に小さく、以前は皮を細かく切って薬味のようにして使っていましたが、4,5個もあれば充分でしたので残りを知り合いに分けたりしていました。数年前に、1つのユズを20等分位に切って、3、4個分くらいのユズを大きな鍋でリンゴジュースとワインと砂糖でゆっくり煮込んで最後に蜂蜜を加えたところ、これが苦味と適度な甘さでとても美味しく、評判も良かったので今では毎年作っています。2年に1度の自宅での「陶器と人形の作品展」のときも、来ていただいた方にお出ししています。今年も20個以上できたので大きな鍋で5回ほど煮ました。来年1月末に予定している作品展のときにまたお出ししようかと思っています。(自己満足だったりして?)下の写真は収穫した獅子ゆずの一部です。
   毎年自宅で干し柿を作っています。以前は自宅の柿の木が渋柿なのでこれを干し柿にしていたのですが、あまり大きくない柿なので、もっと大きな干し柿を作るために5,6年前は山梨県の甲州街道沿いにある白州の道の駅で大きな干し柿用の渋柿を買っていたのですが、3年前から家内の友人に教えてもらった小淵沢インターの入り口の近くのお店で買っています。今年も11月中旬に小淵沢まで買いに行きました。50個入りの箱を4箱買ってきまして、200個ほど作りました。(干し柿は皮むきから干すところまで全部家内がやりました。上に書いたユズの調理は私がやっています。本当です。)この干し柿が結構おいしくて満足しています。

2012年12月9日日曜日

制作中の作品(3)

   上の写真はロクロで成形後の3段鉢で、これを適度な硬さになった時に高台を削ってから粘土の花びら、葉っぱ、茎をバラの文様にして鉢に貼り付けたのが下の写真です。これを10日ほど自然乾燥させてから素焼きします。(素焼きする作品が足りないときは作品がたまるまで2週間以上先になることもしばしばです。)素焼き後に釉薬をかけて本焼きになります。

2012年12月8日土曜日

人形シリーズ25  人魚姫

先日、家内は友人とディズニーシーに行き、アトラクションで人魚姫の物語を見て、とてもよかったので人形を作ってみたようです。陶器で作った大きな貝に腰かけています。

2012年12月5日水曜日

ロクロ成形中の作品(2)

 
  先日載せたロクロ成形後の作品と同じ日に制作し写真を撮っておいたものです。
花入れを作るため、土殺しを終えてから上の写真のように筒形にし、中から自分が作りたい形に胴の部分を広げ、口縁部分を整えたものが下の写真です。 この後、亀板ごとロクロからはずし適度な硬さになってから底の部分を高台型にするか碁笥底形にするかを決めて削ります。削り終えた作品は10日から2週間ほど自然乾燥させて素焼きをします。私は極楽窯という電気窯を使っていますが、この窯ではだいたい720°位で素焼きをします。素焼き後は釉薬がけをしてから本焼きをして完成です。本焼きは1230°から1235°位で焼いています。(極楽窯の使用書では通常素焼きで700°、本焼きで1250°くらいとなっていますが、私は若干高めに焼いています。)

2012年12月2日日曜日

ロクロ成形後の作品(1)

  先日、友人から「制作中の作品もブログに載せてみたら」と言われ、1つの作品を制作の途中と完成後の両方に載せると、どのような過程でできるのかがよく分かるということもあるので載せてみることにしました。今日の午前に制作途中に写真を撮りながら、鉢を3つと、花入れを1つ作ったので一つ載せてみます。写真の順番が入れ替わってしまいましたが、上の写真は成形後の鉢の写真です。下は成形前に土殺しという作業をするのですが、その作業の途中の写真です。

2012年11月30日金曜日

人形シリーズ24  山寺の松尾芭蕉

東北旅行のブログの中でも写真を載せましたが、芭蕉の奥の細道で知られる山形県の立石寺(山寺)では、芭蕉も行ったという一番上の奥ノ院までおよそ1,000段の階段を上り、私たちも行ってきました。芭蕉が歩いた時は途中で会う人もなくシーンと静まり返る登りだったようですが、私たちが行ったときは階段も人の列でした。「閑かさや岩にしみいる蝉の声」の閑かさはまったくありませんでしたが途中から見える景色はなかなかよかったです。この人形は家内が芭蕉の旅の姿を想像してつくりました。私も家内も2年に一回自宅で行う「陶器と人形の作品展」を来年の1月末に予定しているので最近は結構頑張って制作しています。

2012年11月27日火曜日

絵画3  信濃路の春

信州の田植えの終わった田んぼです。この田ではありませんが、長野県千曲市八幡にある姨捨の棚田「田毎の月」の棚田保存会の会員になっているので、毎年田植えと稲刈りに行っています。棚田の近くにある長楽寺が中心となって地元の方々が一生懸命棚田の保存に力を尽くしています。4年ほど前にテレビでこの棚田のことを知りすぐに見学に行きました。ちょうど長楽寺の住職さんがおられたのでお願いして会員に入れていただきました。棚田からは武田・上杉の戦いで知られる川中島がある善光寺平がよく見渡せてとても景色のよい所です。この田毎の月の棚田は文化庁の名勝にも指定されており、また江戸時代には芭蕉がこの棚田で「おもかげや姥一人なく月の友」という句を詠んだことでも知られています。境内には芭蕉をはじめ、多くの俳人の句碑があります。中でも芭蕉の句を刻んだ「おもかげ塚」は日本三塚の一つに数えられています。中秋の名月のときは、この長楽寺で観月会が行われます。一昨年は快晴の日だったので鏡台山の山頂から満月が現われた時はみんなの大きな拍手で盛り上がりました。昨年と今年は残念ながら月を見ることはできなかったのですが、長楽寺さんと地元の皆さんが用意してくれるたくさんのごちそうに舌鼓をうちながら話がつきませんでした。なにしろ長楽寺さんをはじめ、地元の皆さんがいい方たちばかりで、私の紹介から川崎・横浜の会員が10名以上も増えました。

2012年11月26日月曜日

絵画2  尾瀬ヶ原と至仏山

尾瀬ヶ原からの至仏山です。この絵では木道の奥に山小屋を書きましたが実際にはもっと先に行かないと山の鼻の小屋は見えません。以前に山の鼻から至仏山に登り、鳩待峠に下りたことがありますが、登山道脇では多くの高山植物を見ることができました。一時、この山の鼻から至仏山頂コースは高山植物保護のため閉鎖されたことがあります。私が登った時はちょうど運がよく解禁された時でした。山頂からは尾瀬ヶ原から燧ケ岳が一望でき、また近くの武尊山や日光の山々、会津駒ヶ岳などや、遠くには上越の山々や草津白根山、浅間山、そして奥秩父の山並みも見えたように記憶しています。その2年後くらいに横浜の登山グループと尾瀬沼の長蔵小屋に一泊して翌日に燧ケ岳に登りましたが、その時も天気がよく遠くに富士山から南アルプス、八ヶ岳、中央アルプス、北アルプス、そして安達太良山方面から那須連峰まで見渡せました。尾瀬の2つの山は両方とも天気に恵まれてラッキーでした。

2012年11月25日日曜日

絵画1  安曇野

先日載せたこの絵は中央に光の反射が入ってしまいましたのでブログから一度削除し、アクリル板を取ってもう一度撮影しなおし、またブログに載せることにしました。まだブログに載せるような絵ではないのですが、いろいろご批評をいただきながら上達するよう頑張っていきたいと思っています。

2012年11月21日水曜日

陶芸作品141  耳付貼文花器

この作品もNO140の深鉢と同じく文化協会の美術工芸r展に出品したものです。2年に1回、私の陶器と家内の人形で「陶器と人形の作品展」と題して、自宅でささやかな作品展を開いていますが、早いもので来年の1月で2年になるので、また1月後半に自宅で行う予定なので、最近は少し頑張って作っています。先週は水差しを6つと貼文花器を1つ作りました。12月は気合を入れて作っていかないと間に合わないので頑張っていこうと思っています。

2012年11月17日土曜日

陶芸作品140  酸化なまこ釉深鉢

久しぶりの陶器の投稿になります。11月2日から7日まで麻生区文化協会の美術工芸展が麻生文化センターのギャラリーで行われました。陶器を3点出品したうちの一つです。酸化なまこ釉の色合いが好きなのでこの釉薬はよく使います。

2012年11月13日火曜日

人形シリーズ23  ブランコ

秋も深まりました。暖かい服装でつる梅もどきで作ったブランコに乗っています。

2012年11月7日水曜日

東北の旅 その2

  東北旅行の1日目、2日目は震災の被災地を石巻から宮古までまわり、10月20日のブログに載せたのですが、3日目、4日目も載せることにしました。10月14日の3日目は陸中宮古から遠野に行きました。遠野は柳田国男の遠野物語で知られているところなので一度は行ってみたいところでした。この上の写真は稲刈りが終わった遠野の農村風景です。
 この写真は、遠野のかっての農家の生活様式を再現した伝承園という施設です。養蚕の神様であるオシラサマが祭られている御蚕神堂などもあり、古民家の囲炉裏端でおばあちゃんの昔話を聞くことなどもできます。
  上の写真は伝承園の敷地内にある曲がり屋で、下はカッパ伝説で知られるカッパ淵が敷地内を流れている常堅寺で、今から520年ほど前に開山された古刹だそうです。
   下の小川がカッパ淵で、カッパの大好きなキュウリが木から淵に吊り下げられていました。

  遠野から東北道に向かい、水沢インターから東北道に入り、仙台から少し南の村田ジャンクションで山形道に入り、山形道を走り、山形北インターで下りて芭蕉の奥の細道で知られる山寺(立石寺)に行きました。
 上の写真は奥ノ院に行く途中にある納経堂で、慈覚大師が眠る入定窟の真上の断崖にあります。下から奥の院までは1000段ほどの階段を上るので、結構きつかったです。下の写真は車で5分ほどのところにある山寺芭蕉記念館前にある芭蕉の句碑です。この句は「奥の細道」の中でも最高傑作の句と言われているそうです。
  芭蕉記念館を見た後、また山形道を走り、庄内あさひインターで下りて、この日の宿泊地である休暇村羽黒に行きました。
 旅行4日目、朝食後、休暇村を出発し、出羽三山の一つである羽黒山に行き国宝の五重塔を見に行きました。杉並木の道を行くと、荘厳な風格のある五重塔が現れました。厳粛な感じさえする素晴らしい塔でした。
  羽黒山の五重塔を見た後、鶴岡から日本海に沿った道を走り新潟県の村上市に行きました。村上市は村上堆朱でも知られていますが、鮭の遡上でもよく知られている三面川(みおもてがわ)があります。前々から行ってみたかった鮭の記念館を見学した後、三面川を見に行きました。下の写真は産卵後の鮭を捕獲するための「やな」とよばれる装置だそうです。横浜市の教員をしていたころ、「よこはまサケっ子の会」に所属していたことがあり、鮭の受精卵を学校でも自宅でも孵化させていたことがあったので、三面川は一度は訪れてみたいと思っていたところでした。札幌の豊平川の鮭の記念館も前に行ったことがあるのですが、今度は鮭が遡上する様子を見にいきたいと思っています。
 
 


上の写真は三面川から長野の姫木平に向かう途中の新潟県の新発田付近の景色です。北陸道、上信越道を走り、坂城インターで下りて、上田から姫木平に向かい、夜10時頃に着きました。長い一日でした。姫木平で泊まって、5日目の夕方に出発し、自宅に帰りました。10月12日から16日までの4泊5日の旅でした。5日間の走行距離は2,000kmでした。1日平均400kmなので自分でも結構すごいなと思っています。