2012年6月3日日曜日

巣立ちを促すシジュウカラ

 庭のフェンスに取り付けたシジュウカラ用の巣箱では毎年卵を産み雛を育てます。シジュウカラの巣箱は入口の穴の大きさは27ミリ位がよいと言われています。30ミリをこえると他の鳥が入ってくるためシジュウカラはなかなか入らないとも言われています。今まで30個位の巣箱を作り、友人にあげたり、山荘の周辺の木に取り付けたりしました。先日は山荘のベランダ近くの巣箱でも親鳥がせっせと餌を運んでいました。子育て中は巣箱の近くに行くと親鳥がチュッチュと鳴いて怒ります。この間、巣箱をあげた友人からシジュウカラが子育てしていて家族中で観察していると報告を受けました。何かとってもうれしい気分になりました。 ヒナが小さいうちは親は巣箱の中に入って餌を与えますが、巣立ち近くなると親は巣箱の外から穴の近くまできたヒナに餌を与えます。心配なのは親が頻繁に餌を運んでいるときは巣箱の中のヒナが合唱するように鳴くので近くに猫やカラスが来ることがあります。昨日も猫がフェンスの上に上がって親鳥が来るのを待っていましたが、そういう時は親鳥は巣箱に近づかないのですが、猫も行動が素早いので気がつくと猫を追い払ったりしています。自然界の掟だから仕方ないとは思っていますが、できれば無事に育ってほしいですよね。佐渡のトキもそうですよね。



このように時々中の様子をうかがっているときもあります。


                  中のヒナに餌を与えているところです。
くちばしにはかなり大きい餌をくわえています。

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