2012年3月28日水曜日

佐藤英行さん大賞を受賞

佐藤英行さんが東日本大震災を描いた絵画で「第30回上野の森美術館大賞」を受賞しました。おめでとうございます。英行さんは二科会の会員であり、また麻生区の美術家協会、文化協会美術工芸部の会員でもあります。私は美術工芸部でご一緒させていただいていますが、とても気さくな方で、いろいろなことによく相談にのっていただいたりしています。ギャラリー内の展示の仕方についてもよくアドバイスをいただいています。今回の大賞受賞作は津波にのみ込まれる架空の場所を描いた油彩画で「地鳴り」と名付けた作品です。新聞やテレビで見た被災地をモチーフに津波の恐ろしさを表現したということで、頭にこびりついた情景を絵にすることが画家の宿命と思い、100号の大きさで約半年かけて制作したそうです。受賞展は4月28日から5月10日まで上野の森美術館で開かれます。上の新聞の写真の絵では分かりにくいので、今度実際の絵の写真をこのブログに掲載させていただく予定です。


2 件のコメント:

  1. 今朝の新聞の横浜版に記事が出ていました。なんとも言えない恐さがあります。

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    1. 大賞を受賞した佐藤英行さんの津波の絵すごいですよね。この公募展では861人から1300点の作品が寄せられたそうです。4月28日から5月10日まで上野の森美術館で6点の入賞作品を含む351点の入選作品と審査委員の作品が公開されるそうです。観に行こうと思っています。

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