2012年4月9日月曜日

劇団民藝の観劇と新宿御苑の桜

この写真は新宿御苑の池の前の枝垂桜です。昨日、アルテリッカ新ゆり美術展が終わりました。この美術展に劇団民藝から故滝沢修さんの自画像2点が出品されたことは少し前のこのブログにも載せましたが、この作品の出品においていろいろお骨折りをいただいた民藝の田口精一さんが出演する劇「マギーの博物館」が新宿の紀伊国屋サザンシアターで行われているので家内と二人で観に行きました。少し早めに家を出て、観劇の前に新宿御苑の桜を見てきました。広い御苑のほんの一部しか回れませんでしたが、苑内の桜はどれも満開でとても素晴らしかったです。

下の写真は桜の上にそびえるドコモビルです。まだ桜のきれいな写真もあるので次のブログに載せたいと思います。
下の写真は「マギーの博物館」のパンフレットの写真です。この劇は1947年のカナダ東海岸ケープ・ブレトン島にある炭鉱町グレース・ベイという貧しい海辺の町で暮らす家族の話ですが、主演の日色ともゑさんの熱演が素晴らしく、また炭鉱作業で塵肺を患い、言葉をしゃべることができなくなった役で田口さんが出演したのですが、存在感がある役で、見ごたえのある演劇でした。さすが芸達者の役者さんがそろった民藝の劇でした。

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